AZ-1 排気漏れ ガスケット交換と遮熱板の亜鉛メッキ

 2014-11-09
頻出トラブルとして有名な、例のエキマニのボルトの件です。
 

排気音がパリパリパンパン言うようになったので、有名なエキマニのボルトを調べてみました。
例に漏れず、緩んでました。素手で回るくらいに。 おまけにガスケットも吹き抜けてました。
交換しないとどうにもならないので新品部品と交換。遮熱板は錆びていたが使えそうだったので補修して続投させる。
(遮熱板新品は2.5k円するらしい。 買っても良いけど、安いからこの際換えとくか!ていうほど安くも無い。。)


車内側のエンジンハッチを開けると デン! と見えるのが、例のエキマニ・・・ではなくて、その上に覆い被さっている遮熱板です。なのでまずはそいつを取っ払います。
・・・のですが、取っ払うには一部の吸気配管を外さないといけません。ボルト三本のために面倒が多いなぁという感じなんです。

油断してるとこうです。 ポッキリ。
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遮熱板を止めているボルト3本あるうち、1本折れちゃいました(T_T)
浸透潤滑剤吹きかけて、緩めたり締めたり締めたり緩めたりしながらジワジワ攻めていたのですが、折れるときは折れるんです・・・・折れるんですよ・・ クッ と加重が抜けて アッやばい!と思ったときにはポロリ・・です。未熟者め。

遮熱板を取り去れば目の前にデン!とエキマニが見えるので、目視でガスケットがダメなことがすぐに分かりました(T_T)

で、マツダに行ってガスケット購入。@1,015円。遮熱板の折れなかった幸運なボルト2本も錆びがアレソレだったので新品購入。@108円×2本。 折ったやつは放置。
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エキマニのボルトを抜けば隙間からガスケットを取り出す事が出来ます。
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新旧ガスケット比較
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若干ガスケットの作りが変更されているようです。

取り出したときと同様に隙間から差し入れます。真下にはタービンちゃんがいるのでゴミなど落とさないように注意してコソコソとガスケットを入れる。
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あとは元通り戻すだけ。ですが、エキマニのボルトはいくら締めても緩むそうです。バネワッシャを入れると緩みが緩和されるらしいので、この際なので入れておきます。M8のステンレスばねワッシャ。ホームセンターで4個入り150円くらい。
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AZ-1 排気漏れ 排気音比較 よくわかるどうが





さてもう一つ。
遮熱板が錆でくたびれているので補修しておきます。

スポット溶接部が錆びてはいるが、それ以外の部分は表面錆びすらない。亜鉛メッキでしょうね。
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遮熱板の裏側は排気漏れのススで真っ黒でしたが、台所用洗剤でゴシゴシするだけですぐに落ちました。

亜鉛は鉄よりも錆びやすいので、鉄とくっつけておいておくと、鉄よりも先に亜鉛が錆びます。犠牲金属とか犠牲防錆とかいうアレ。
エキマニ周辺なので500度以上の耐熱性が欲しいかなー(適当)って考えると、塗装は現実的じゃないし、ローバルなんかのジンクコート系も無理。(ローバルのは耐熱170度程度らしい)
というわけでメッキ一択かな。 水素脆性の問題もあるけど、遮熱板だしいいだろう(適当)
亜鉛はマンガン電池から入手できます。今回は最終的に単1電池三本分の亜鉛を投入しました。(メッキ電源として単1電池5本程度消費)
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まず遮熱板の錆取りから始めます。サンポールで表面錆びを除去。
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続いて市販の錆除去剤で除去・・・を試みましたが、小面積の割に根が深く、除去しきれませんでした。亜鉛層の無くなった箇所から深さ方向に錆が進行したのかな。。
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作戦を変更して、錆除去剤と平行してリューターで彫り込んで深い錆びを削りました。
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ダイソーのリューター(とは言え800円の品)なので非力ですが人力でやるのとは雲泥の差。あー、もっとちゃんとしたリューター買おうかなぁ。。

サンポールを薄めた液体に遮熱板と亜鉛素材を沈め、電気メッキをかけます。
電源には単1電池を使用し、遮熱板にマイナス、亜鉛素材にプラスを接続します。マイナスから電子が供給されて液中の亜鉛とくっついて定着する。
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高電圧・大電流なほど、メッキは早く進みますが、その分表面が荒れたり、均一につかなかったりするので、今回は1.5Vで行いました。それでも約100mA程度流れます。面積が大きいからかな。

一昼夜メッキしたのがこちら。
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錆は除去できて、ほぼ全面に亜鉛がついた。あとは出来るだけ亜鉛の膜厚をかせぐ。

二日間メッキしたのがこちら。
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スチールウールで磨くと白銀色の金属光沢が出ました。それなりに膜厚が出てきたようです。(適当)

三日目は電池を並列につないで電流多めにガッツリ膜厚をとりに行きました。
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メッキ液洗浄中の図。

亜鉛はそのまま空気中に放置しておけば、不動態の酸化膜を作ってそれ自体が防錆効果を持つようになる。
ただし、酸化膜が作られる前にシビアコンディションに晒すと亜鉛が錆びて白い粉を吹く。
意図的に不動態を成膜するには、クロメート処理をするとよいらしい。というか工業的にはするのが普通らしい?
クロメート処理には3価クロムが必要だがそんなものは入手できない。

代わりに、タンニンを使って成膜する。誰が考えたんだろうねこれ。
タンニンはお茶から取れます。(キリッ
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イオンで売っていた緑茶を特濃で煮出す。煮出した後に一晩おいて抽出。

抽出したタンニン液(お茶)に食酢をちょっと加えて、遮熱板をぶち込む。
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出来るだけ濃いお茶酢液に晒すため、ブツを袋に入れ水没させて空気を抜いた。

できあがり。
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見事な銀白色。酸化膜が出来ているようです。(適当)

遮熱板とりつけ。
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同じく亜鉛メッキされていると思われる新品のボルトとまったく同じ色調です。亜鉛酸化膜、ここに健在! かな?



これでしばらくは錆びない・・はずです。
ボルトの緩みは持病なので、定期的に取り外しを行うことになると思います。
そういう場所が錆びていると手を加えた際に破損してしまう危険が高いので、錆は大敵。
まぁ、定期的に見ない箇所も錆は大敵なので、錆を許せる箇所ってのはないですな。 ハハッ ハハ・・ あちこち錆びてるんだよね・・。

ゆっくり付き合って行きまっしょい。
 
 
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